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地球温暖化防止には生活スタイルを変えよう!!
Think Globally Act Locally

飯田市環境アドバイザ-
松澤 肇

地球の不思議・奇跡の循環システム
地球の不思議
奇跡の循環システム
生命が宿る惑星! 地球は不思議である。
私達の生まれ故郷であり、生活の場である。
他の星ではないのだ!
人類の科学進歩で、知れば知るほど地球は奇跡の星と言える。


大気があり、水があり、しかも温度が平均15℃に保たれていて、生物が生存出きるようになっている。しかも地球自らが生物の如く循環している。ちょうど私達が呼吸し、飲食・排泄し、神経や血液などが循環して筋肉が動くように、地球は大気循環、水の循環(大気・水・海洋)、プレ-ト移動などである。また、オゾン層の存在で生物は守られている。

長い年を経て地球は二酸化炭素を埋蔵し酸素を大気に送りだした。生物は地球資源を利用して生存しており、他の宇宙からではない。人類は科学進歩で自己中心的に利用して享受しているのでは? 地球に負荷を与え環境破壊を起こし、このまま推移すれは自分達に跳ね返ってくることを認識する時期に来ていると思う。


気候変動による日本列島の亜熱帯化:2050年頃
気候変動による
日本列島の亜熱帯化
(2050年頃予想)
とりわけ緊急且つ、重大な問題は地球規模の温暖化である。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は報告で「気温上昇は人工的理由による」温暖化が進行していると発表した。

現在世界の平均気温上昇は0.67℃で、東大の山本教授によると+2℃以上上昇すると回復不能の恐れあると発表された。IPCCの定時報告によると、2050年には地球平均気温は最大6.95℃、夏5.48℃上昇。平均で5.8℃上昇すると発表。

日本列島の亜熱帯化は以下の影響が危惧されている。

  1. 農業への深刻な影響・・・食料資源の枯渇
    農作物、敵地の北上移動
  2. 人間の健康に及ぼす影響・・・細菌の繁殖
    病害虫の増加・繁殖(疫病、伝染病)
  3. 生態系の変化・破壊、絶滅
    異常繁殖
  4. 異常気象の多発、大型化
    災害多発、水資源の変動・枯渇

※飯田地方の気象変化に影響100年で1.3℃上昇した

気温30度以上 1931-1935年(5年平均) 40.2日
2001-2005年(5年平均) 55.8日

亜熱帯動植物の北上・定住


飯田に定住した亜熱帯の蝶
(ツマグロヒョウモン)
H19.11.3 撮影
ナガサキアゲハ、ツマグロヒョウモン蝶、かにくさ(シダ科)
気温1度上昇→海抜で300m
陸地移動距離100km
※植物の移動は100年単位であり、進化の速度が間に合わない。
特にブナ林の生態が心配である
年間平均気温13度以下
※気候変動の問題はメカニズムの偏重による「大気の変動と」大切な「海洋の循環変動」による水不足である。
異常気象の多発

外来生物の繁殖、固有種の衰退

繁殖している亜熱帯植物 (かにくさ)
繁殖している亜熱帯植物
(かにくさ)

H19.8.26 撮影
▼植物
アレチウリ、西洋タンポポなど

▼動物
アライグマ、ブラックバス、ブルーギル、マルハナバイチ、ソウシチョウ(小鳥/南信地域海抜1000m付近)

▼昆虫
蝶類10種以上が北上している。

▼植物
亜熱帯地方の動植物が北上して生息可能になった。
かにくさ(シダ科)飯田地方で生息可能となった
1年に5km北上する亜熱帯100年で0.74℃上昇


実が付かなかった姫りんご
(H18年5月)

開花しても、受粉できずに実がつかなかった「姫りんご」

  • 気温変動による 植物の開花時期と花粉媒介する昆虫の発生時期がずれることに起因していると思われる例では?
  • 昆虫、細菌等の繁殖旺盛になり、ウイルス等による人体への影響懸念
  • 花粉症患者の増加

二度咲きした自宅の寒椿
(H18年秋・H19年7月)

二度咲きした自宅の寒椿

  • 年末の暖冬後、一旦寒くなり再び気温が上昇したことで植物のセンサ-に狂いを生じ、二度咲きをしたのではと推測される。正確な理由は不明であるが、通年起きることでは無い。

南信地方の農作物


今後は温暖化の影響も?
(ダニ被害の増加)

りんごなどの果樹栽培の変化
品質劣化、ダニの繁殖、栽培地北上化多発
特に南信地方が顕著
※栽培適温…6~13度、ふじは10度

  • このような正常な果実がダニなどの虫が高温が続く為に何時までも生存して、実の表面を喰い荒らすことにより商品価値を失う被害が起きている。

この他の農作物被害
米の胴割れ被害多発
特に南信地方が顕著(中部以南は最悪 40%減収)

温暖化の被害予想の分野


温暖化の被害予想の分野

このほかに世界的に心配されている影響

  • 海面上昇
  • 異常気象多発
  • 氷河の崩壊
  • ツンドラの溶解で、メタン発生

最大の問題は「水資源の枯渇」

  • 循環異常の発生
  • 干ばつ
  • 飲料水不足
  • 河川の衰退

循環を乱す主な原因が、二酸化炭素の放出による地球温暖化による「気候変動」クリメイト・チャンジである。
派生して…

  1. 異常気象(大気循環)
  2. 海洋の循環・変化・上昇
  3. 生態系の変動・絶滅
  4. 水資源の不足・枯渇

長野県での温室効果ガス排出


当県内のCO2排出量は増加中

●2001年の資料で少し古いが現在も増加が続いている状況
・運輸
・民生
(家庭)(業務)
共に伸びが大きい。

●今後の予想

1990年度比 現在 17.7%増
2010年 同比 29.2%増

●県の特性
第一に地形上、山岳地域が多い = 面積が広い
第二に気候が寒い地方に属する = 山岳気候
第三に社会インフラ = 市街地及び郊外の公共交通不便
条例は18年3月制定。周知している段階。対策はこれから本科的に取り組む。他県と比較して決して先進地ではない。

●長野県
地球温暖化防止条例(H18年)

CO2係数による家庭での排出量割合


日本の一世帯平均 
CO2排出量(年)

●CO2係数による家庭での排出量割合
[全国平均]年間5,600KG/世帯

●今後の予想

1990年度比 現在 17.7%増
2010年 同比 29.2%増


自家用自動車 30.4%
電気エネルギ- 31.8%
暖房冷房 13.7%
給湯厨房 16.9%

※3項目で92.8%占める

簡単に出来る環境家計簿


家庭での環境家計簿で
計測しよう!



実行しよう!
健康的で環境配慮な
生活スタイル

我が家の二酸化炭素排出を計測しよう!

私自身H17年9月より家庭での使用量を月別に記録している化石燃料に頼りすぎており、今大変な価格高騰で驚いています。 長野県に在住していると車が移動手段ですので、他県都市部に比べて燃料費のウエイトが高い。しかも、気候も寒い地方に入るためではないか?と思う。

二年間に渡って、家庭での省エネに努力しながらCO2排出量の減少化に務めたが、現状では限界点に達したと感じています。今後の対策を考えた結果、一層の削減をするには使用エネルギ-の集中を行うことが大切と思います。

今後は家庭での省エネのために使用エネルギ-の一本化を図って行こうと検討している。(オール電化方式を検討中)

私が言うセレブでリッチな生活は単に贅沢三昧生活を言うのでは無く、科学的に健康面と環境面を考慮しつつ生活する事である。それには今必要なことは正しい環境知識を知り、生活に取り込むことではないでしょうか?

【私からの提案の趣旨で結論です】
確実に地球環境は悪化しています。次世代・孫の不幸な社会を望んでいる人はいないと思います。でも近い将来やってきます。出来る限りそれを遅らせることは可能です。但し、このままですと地球環境は人間の生存を許さない恐れが予想されます。明るい未来を残していくのは現世代の最大の責任である筈です。私達はこうした現状を認識して、自分たちが個人や地域で出来ることは何か?を考えて、実行に移すことが大切で、躊躇せず、行動することが求められています。

最後に!

環境関係で誰言うともなく国際的は用語になっている言葉に「Thik Globally Act Locally」があります。「地球規模で考え、足元から実行せよ」である。

広い視野にたって考え、自分に出来る小さな事柄からでも実行する事こが大切だと思います。持続性ある社会に近づくために小さなことでも今から取り組んでいこうではありませんか・・・